パーソナライズド動画広告 – ケーススタディ
前回はパーソナライズド動画の広告効果について解説しましたが、引き続き事例を紹介します。
The Path You Make – デルタ航空
自社メダリオンプログラム加入者全員に感謝を伝えるため、デルタ航空が顧客ごとにカスタマイズされた動画を贈りました。メダリオンメンバーは、自らの飛行距離や最も多く訪れた都市などの旅行データが反映されたビデオを、特設されたランディングページで視聴しました。
シェアボタンを埋め込むことで他のユーザーとの共有を簡単にし、合計40万回もの再生回数を得ました。動画の案内から動画が埋め込まれたランディングページへのCTRはベンチマークを500%上回り、各ビデオは平均して2回以上視聴されました。
「我々のKPIであったエンゲージメントの向上には歴然とした効果がありました。案内メールの送信後数秒いないにSNSで複数のシェアが行われました。リアクションの速さには大変驚きました」と、マーケティングディレクターのMcCurry氏は感動を表しています。
Here to Create Legend – Adidas
ボストンマラソンに参加した3万人超のランナーに、アディダスからのパーソナライズドビデオが贈られました。マラソンの24時間後にそれぞれのランナーのハイライト映像を編集した動画が作成されシェアされました。
動画にはランナーの名前、各チェックポイントでのタイム、コース中で撮影された自身の走る映像が含まれました。18人の映像制作スタッフと8台のカメラでマラソンは収録され、ランナーのビブスに付けられたチップがチェックポイントで走行時間を記録しました。
大会終了後の2日間に全ビデオの95%が完成し、合計10万回を超える再生回数を集めました。“Here to Create Legend”(伝説を作るために)というキャンペーンタイトルにもあるように、とても大きなイベントに参加したことを共有したいランナーからとても大きな反響を得ました。
終わりに
ユーザー自身にダイレクトに関連する内容だからこそ、パーソナライズドビデオは積極的に視聴されエンゲージメントを作り出すのでしょう。今後も様々なフォーマットの動画広告について共有していきますので、ぜひFilmart Tipsページをブックマークしてください!
References:
https://adexchanger.com/advertiser/delta-takes-off-social-personalized-videos-skymiles-medallion-members/