スマートニュースの“oCPC配信”とは | 動画広告主のツールボックス
前回の投稿では動画広告プラットフォームとしてのスマートニュースの効果について検証しましたが、今回はスマニューが提供するoCPC配信について詳しくみていきます。
SmartNews Adsのターゲティングメニューは、OS、性別、年齢、都道府県・市区町村、時間帯、など細分化されていて、他のサービスに比べ、より相性のいいユーザーに広告を届けることができます。
選択肢が多いことは良いことですが、逆にパターンが増えすぎてしまい、最大の効果を得られるターゲティングを把握することは広告主の労力を要します。
oCPCで工数削減
スマートニュースMedia Guideによると、
“oCPC (入札価格の自動調整機能)とは、SmartNewsのユーザーデータを活用し、目標CPAに見合う入札価格を配信システム側で自動調整する機能となります。”
つまり、独自のアルゴリズムを用いて各ユーザーが求めている情報を届け、広告効果を上げる機能です。670万人もの月間アクティブユーザーを誇るスマートニュースが持つ膨大な量のユーザーデータを広告運用に活用できるのです。
これは広告主にとって大変うれしい機能であり、同時に、ユーザーも自分が興味のある情報を得られるので有益です。「Ads as content」(コンテンツとしての広告)というスマートニュースの思想を体現する機能なのです。
oCPC配信のメリット
スマートニュースの広告エンジニアの蘭雨陽氏によると、
“oCPC配信は、機械学習によって自動的に適切な入札価格を設定するという特長があります。ユーザーの特性と傾向、コンバージョンのレベルでのユーザーと広告との相性、広告の配信実績をもとに予測モデルを構築して入札価格の計算をしております。”
https://markezine.jp/article/detail/26204
つまりコンバージョン上昇が見込めるユーザーに対しては入札価格を高めに設定し、反対に期待できないユーザーに対しては低めに設定することができるのです。
上記インフォグラフィックにもありますが、リリーステストの結果、平均CPA改善率は約25%にも上り、獲得ボリュームは平均およそ42%増加しました。獲得目標では、アプリダウンロードと資料請求や見積もり申し込みに至る確率が特に高いことがわかります。
終わりに
膨大な数と幅広いユーザー層を持つスマートニュースだからこそできるoCP配信のターゲティング効果は絶大ですね。今後も動画広告についての情報を共有していきますので、ぜひFilmart Tipsページをブックマークしてください!
References:
https://markezine.jp/article/detail/26204
http://static.smartnews.com/smartnews-ads/key_mediaguide_smartnews.pdf
http://about.smartnews.com/ja/advertisers/