海外企業の成功例に学ぶYouTube動画広告戦略 – 前編
前回のポストで解説したように、YouTubeはGoogleに次ぐ世界最大のサーチエンジンであり、大変強力な動画広告プラットフォームです。
毎月約325億時間の動画がYouTubeで視聴され、300時間分の動画が毎分アップロードされます。つまり、YouTubeをプロモーションの場として活用していない場合、とても多くの潜在顧客へのリーチの機会を逃していることになります。
企業がマーケティング目標を達成するためにYouTubeをどのように使用しているのか、例を見てみましょう。
1.セフォラ
チャンネル登録者数が100万人に迫るセフォラのYouTubeチャンネルは、最も人気のある美容YouTubeアーティストとも肩を並べます。
セフォラは、メイクアップ製品の最新リリースから、特定のルックを達成するためのHow-To動画まで、美容に関するビデオを制作しています。
ビデオの下にある説明欄にメークアップ製品へのリンクを付けることで、販売とサイト訪問者数増加につなげています。
2. GoPro
「アクションカメラ」の代名詞ともなったGoProは、スカイダイバー、サーファー、スケートボーダーなど、危険を伴うスポーツのプレイヤー目線映像を捕らえ続けます。
GoProはYouTubeアカウントでユーザーがアップロードしたエキサイティングな映像を特集しており、実際に体験しているかのような感覚を視聴者に届けます。
このようなユーザー生成コンテンツを使用することで、わずかなマーケティング予算しか使用していないにもかかわらず、GoProは利益を2倍にしました。
3.コーチェラ
YouTubeのライブストリームを導入し、コーチェラフェスティバルの狂喜が世界中で共有されました。
結果、初のライブストリームは約400万回視聴され、世界有数のフェスティバルとしてその名声を確立しました。
4.メイベリン
2014年、メイベリンは13人の有名美容YouTuberとコラボし、ヌードパレットの動画広告を展開し、140万回以上のクリックを獲得しました。
2015年の#NoMaybesキャンペーンは、自信を持ちたいと願う多くの人々に共感され、動画は1,000万回も視聴されました。
5.ゼネラル・エレクトリック
GEのイノベーションと最先端技術が業界に革命的な影響をもたらし、人間の生活をより良くするのに役立ったというメッセージを全てのビデオで打ち出し、グローバルな潜在感を長年維持しています。
GEで働く母親を持つ女の子をフィーチャーした上記動画広告は200万回以上の再生回数を集めました。子供らしいイマジネーション溢れる映像表現と、そこに現れるGEの姿勢が多くの人に共鳴したのです。
終わりに
企業によって様々なタイプの動画を駆使し、広告の成果を上げています。あなたが伝えたいメッセージや届けたいオーディエンスに向けた、最適な動画を考える上で参考にしてください。次回も引き続き動画広告の事例を紹介しますので、ぜひFilmart Tipsページをブックマークしてください!
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