人々は長期休暇の旅行中、SNSの使用も休憩するでしょうか。滞在先の部屋からの景色やカクテルなど、休暇中も大勢の人が写真をソーシャルメディアに投稿します。2,000人のSNSユーザーを対象に行われたイギリス保険会社アビバの調査によると、80%が休暇中にソーシャルメディアへ写真を投稿したことがあると答えました。投稿した理由は、「家族や友人に最新の近況を伝えるため」が44%、「旅行を自慢するため」が20％、「旅行していない人たちを嫉妬させるため」が10%でした。

休暇中にもSNSを使い続ける理由は何であれ、連休シーズンはブランドがオンラインの消費者を惹きつけ、商品やサービスを販売する機会にあふれています。バケーション中の顧客の心を掴む方法を紹介します。

ジオタグ

写真データに撮影場所を付随させるサービスは多くのSNSプラットフォームから提供されており、マーケティングの機会は膨大です。

例えばTwitterには、投稿写真への位置情報の付加や高度な検索など、ブランドを宣伝するために役立つ多数の位置情報機能があります。

Facebookでもジオタグが可能なだけではなく、Facebookの企業ページが存在すればInstagramユーザーが写真を投稿する際の場所候補として表示されます。

地元ビジネスが周辺にいるSNSユーザーに訴えかけることが出来るのは、位置情報を共有できるサービスの大きな利点です。

エンゲージメント向上

ジオタグ付きの投稿は、ジオタグ無しの投稿より79%高いエンゲージメント（シェア、コメント、いいねなどの何らかのリアクション）を得たという調査結果があります。

メールの確認やソーシャルメディアの閲覧などの目的で、人々は普段よりも休暇中に頻繁にモバイル端末を使用します。こういった潜在顧客の関心を引き寄せるために、SNSへの投稿の内容を工夫しましょう。あなた自身が休暇中に経験した話に企業理念やブランドの思想を関連づけたら、面白いコンテンツのタネになるかもしれません。

オススメを紹介する

消費者の49%はインフルエンサーが推奨する情報を頼りにし、74%もの人々が大きな買い物の決断をする際にソーシャルメディアの情報を利用します。こうした大勢のユーザーの興味を引き寄せるには、質の高い推薦記事を書くことが有効です。

Sweetfield Manorの最高経営責任者、Vidya Armogan氏は、包括的な推薦を行うことが有効だと言います。「我々の顧客は直接の推薦を元に訪ねて来るので、弊社を勧めてくれる人の発言に大きく依存しています」とArmogan氏は言います。「単にオススメの場所や体験のリストを投稿するだけではなく、自分自身の言葉で、なぜそれらを勧めたいのかを書くことが重要です。そうすることで推薦された事業主にもユーザーにも喜んでもらえます。」

References:
http://www.adweek.com/digital/how-to-use-social-media-to-bring-customers-closer-to-your-brand-when-theyre-vacationing/
https://find-model.jp/insta-lab/geo-tag/