普通のオフィスで魅力的な動画を撮影する3つの方法

Movie

written by Parade Shimizu

インタビュー映像を撮影する際、止むを得ず見栄えが良く無い部屋を使用しなければならない時もあります。そんな状況でも、撮影技術でルックスを作り上げるのがクリエイターの役割です。退屈なインタビュー環境を上手に活用する技法を3つ紹介します。

奥行き

廊下や大きめの部屋があれば、構図に奥行きを持たせるのは簡単で効率的な解決策です。人物を壁から出来るだけ離す事で空間の広がりを演出し、平面的で質素な構図を改善出来ます。

装飾

どうしても狭い部屋しか無く奥行きを出すのが困難な場合は、背景の壁に装飾を加えてみましょう。植物、照明、カーテンやドレープ等を配置すれば、壁の空白に質感が加わり、映像に価値をもたらします。

照明

人物や部屋を撮影に適切な明るさにするだけでは無く、照明技法で平凡なオフィスに味を加える事が出来ます。照明デザインの一つの例は、人物に柔らかい光を当てて影を抑え、反対に背景は硬い光で照らしてシャープな影を作る事です。例えば本棚に直接ライトを当てれば、輪郭がはっきりとした影が作られ、光原の位置や角度を調整する事で影をデザイン出来ます。

バックライトはもう一つの照明技法です。人物の後ろから光を当てる事で輪郭を際立たせ、背景とのコントラストを作り出します。これは映画やテレビでよく使われる照明で、映像をより「ドラマチック」に出来ます。


References:
https://www.premiumbeat.com/blog/5-ways-transform-interview-location/
https://www.liquidproductions.co.uk/blog/behind-lens-interviews/
https://www.borrowlenses.com/blog/popular-interview-lighting-techniques/

2019年デザイントレンド by Shutterstock
拡大し続ける動画マーケティングの役割|統計
動画広告統計 – 継続するモバイル動画視聴の増加